【新型コロナウイルス】都道府県ランキング~感染者数と緊急事態宣言からの伸び率

スポンサーリンク

新型コロナウイルスの感染状況に注目が集まっています。

緊急事態宣言の動向も注目されています

今回は、都道府県ごとの感染者数と伸び率などをまとめてみました。

◆都道府県別~新型コロナウイルスの感染者数

現在、都道府県別の新型コロナウイルス感染者数はこうなっています。(基準日:2020年5月3日)

都道府県 感染者数 前日比増加数
北海道 843人 25人
青森県 26人 0人
岩手県 0人 0人
宮城県 88人 0人
秋田県 15人 0人
山形県 68人 0人
福島県 78人 3人
茨城県 165人 0人
栃木県 54人 0人
群馬県 146人 0人
埼玉県 897人 12人
千葉県 855人 5人
東京都 4,568人 91人
神奈川県 1,097人 23人
新潟県 77人 0人
富山県 212人 3人
石川県 264人 4人
福井県 122人 0人
山梨県 56人 1人
長野県 70人 0人
岐阜県 150人 0人
静岡県 73人 0人
愛知県 487人 1人
三重県 44人 0人
滋賀県 95人 0人
京都府 331人 2人
大阪府 1,666人 10人
兵庫県 667人 12人
奈良県 83人 1人
和歌山県 62人 0人
鳥取県 3人 0人
島根県 24人 1人
岡山県 22人 0人
広島県 161人 1人
山口県 34人 1人
徳島県 5人 0人
香川県 28人 0人
愛媛県 48人 1人
高知県 74人 0人
福岡県 646人 0人
佐賀県 44人 2人
長崎県 17人 0人
熊本県 46人 0人
大分県 60人 0人
宮崎県 17人 0人
鹿児島県 10人 0人
沖縄県 142人 0人
(合計) 14,740人 199人

もうすぐ15,000人ですね…

都道府県別の感染者数は、厚労省やNHKなどが出していますが、この記事では一番更新が早い日本経済新聞のデータ(5月3日22時)を基にしています。

また、

  • 緊急事態宣言当初の対象エリアである7都府県は赤書き
  • 後から特定警戒都道府県に指定された6道府県は青書き

で表示しています。

◆感染者数ランキング

まず、感染者数の都道府県ランキングを作ってみました。

ランキングという言葉が適切なのかわかりませんが…

都道府県 感染者数
1位 東京都 4,568人
2位 大阪府 1,666人
3位 神奈川県 1,097人
4位 埼玉県 897人
5位 千葉県 855人
6位 北海道 843人
7位 兵庫県 667人
8位 福岡県 646人
9位 愛知県 487人
10位 京都府 331人
11位 石川県 264人
12位 富山県 212人
13位 茨城県 165人
14位 広島県 161人
15位 岐阜県 150人
16位 群馬県 146人
17位 沖縄県 142人
18位 福井県 122人
19位 滋賀県 95人
20位 宮城県 88人
21位 奈良県 83人
22位 福島県 78人
23位 新潟県 77人
24位 高知県 74人
25位 静岡県 73人
26位 長野県 70人
27位 山形県 68人
28位 和歌山県 62人
29位 大分県 60人
30位 山梨県 56人
31位 栃木県 54人
32位 愛媛県 48人
33位 熊本県 46人
34位 三重県 44人
34位 佐賀県 44人
36位 山口県 34人
37位 香川県 28人
38位 青森県 26人
39位 島根県 24人
40位 岡山県 22人
41位 長崎県 17人
41位 宮崎県 17人
43位 秋田県 15人
44位 鹿児島県 10人
45位 徳島県 5人
46位 鳥取県 3人
47位 岩手県 0人

11位までは特定警戒都道府県が続きます。

12位の富山県はや14位の広島県は、13都道府県に割って入った形となっており、注意が必要ですね。

岩手県は安定の47位です

◆人口10万人当たりの感染者数

人口が多い都道府県で、感染者数が多くなるのは、当たり前かもしれません。

単位数当たりの感染者数はどうなっているのでしょうか?

この記事では、人口10万人当たりで比較してみます。

都道府県 10万人あたり感染者数
北海道 15.9人
青森県 2.1人
岩手県 0.0人
宮城県 3.8人
秋田県 1.5人
山形県 6.2人
福島県 4.2人
茨城県 5.7人
栃木県 2.8人
群馬県 7.5人
埼玉県 12.2人
千葉県 13.7人
東京都 33.0人
神奈川県 12.0人
新潟県 3.4人
富山県 20.2人
石川県 23.1人
福井県 15.8人
山梨県 6.9人
長野県 3.4人
岐阜県 7.5人
静岡県 2.0人
愛知県 6.5人
三重県 2.5人
滋賀県 6.7人
京都府 12.8人
大阪府 18.9人
兵庫県 12.2人
奈良県 6.2人
和歌山県 6.6人
鳥取県 0.5人
島根県 3.5人
岡山県 1.2人
広島県 5.7人
山口県 2.5人
徳島県 0.7人
香川県 2.9人
愛媛県 3.6人
高知県 10.5人
福岡県 12.6人
佐賀県 5.4人
長崎県 1.3人
熊本県 2.6人
大分県 5.2人
宮崎県 1.6人
鹿児島県 0.6人
沖縄県 9.8人
(合計) 11.7人

全国合計では、10万人当たり11.7人。

  • 人口10万人の都市ならば、約12人
  • 人口20万人の都市ならば、約24人
  • 人口30万人の都市ならば、約36人

の感染者がいる計算になります。

◆10万人当たり感染者数ランキング

次に、10万人当たり感染者数を多い順に並べてみます。

都道府県 10万人あたり感染者数
1位 東京都 33.0人
2位 石川県 23.1人
3位 富山県 20.2人
4位 大阪府 18.9人
5位 北海道 15.9人
6位 福井県 15.8人
7位 千葉県 13.7人
8位 京都府 12.8人
9位 福岡県 12.6人
10位 埼玉県 12.2人
11位 兵庫県 12.2人
12位 神奈川県 12.0人
13位 高知県 10.5人
14位 沖縄県 9.8人
15位 岐阜県 7.5人
16位 群馬県 7.5人
17位 山梨県 6.9人
18位 滋賀県 6.7人
19位 和歌山県 6.6人
20位 愛知県 6.5人
21位 山形県 6.2人
22位 奈良県 6.2人
23位 茨城県 5.7人
24位 広島県 5.7人
25位 佐賀県 5.4人
26位 大分県 5.2人
27位 福島県 4.2人
28位 宮城県 3.8人
29位 愛媛県 3.6人
30位 島根県 3.5人
31位 新潟県 3.4人
32位 長野県 3.4人
33位 香川県 2.9人
34位 栃木県 2.8人
35位 熊本県 2.6人
36位 山口県 2.5人
37位 三重県 2.5人
38位 青森県 2.1人
39位 静岡県 2.0人
40位 宮崎県 1.6人
41位 秋田県 1.5人
42位 長崎県 1.3人
43位 岡山県 1.2人
44位 徳島県 0.7人
45位 鹿児島県 0.6人
46位 鳥取県 0.5人
47位 岩手県 0.0人

やはり、特定警戒都道府県は多いのですが、北陸3県の多さが目立ちます。

富山県福井県は、特定警戒都道府県に追加した方がいいのではないでしょうか?

◆感染者数の伸び率

緊急事態宣言の効果はどうなっているのでしょうか?

緊急事態宣言が発令された4月7日時点の感染者数と、現在の数値を比較します。

都道府県 感染者数(4月7日) 感染者数(5月3日) 伸び率
北海道 198人 843人 325.8%
青森県 11人 26人 136.4%
岩手県 0人 0人
宮城県 27人 88人 225.9%
秋田県 11人 15人 36.4%
山形県 19人 68人 257.9%
福島県 24人 78人 225.0%
茨城県 77人 165人 114.3%
栃木県 15人 54人 260.0%
群馬県 29人 146人 403.4%
埼玉県 209人 897人 329.2%
千葉県 284人 855人 201.1%
東京都 1,203人 4,568人 279.7%
神奈川県 279人 1,097人 293.2%
新潟県 34人 77人 126.5%
富山県 12人 212人 1666.7%
石川県 51人 264人 417.6%
福井県 57人 122人 114.0%
山梨県 19人 56人 194.7%
長野県 14人 70人 400.0%
岐阜県 51人 150人 194.1%
静岡県 10人 73人 630.0%
愛知県 258人 487人 88.8%
三重県 13人 44人 238.5%
滋賀県 18人 95人 427.8%
京都府 139人 331人 138.1%
大阪府 482人 1,666人 245.6%
兵庫県 216人 667人 208.8%
奈良県 28人 83人 196.4%
和歌山県 28人 62人 121.4%
鳥取県 0人 3人
島根県 0人 24人
岡山県 12人 22人 83.3%
広島県 19人 161人 747.4%
山口県 13人 34人 161.5%
徳島県 3人 5人 66.7%
香川県 2人 28人 1300.0%
愛媛県 23人 48人 108.7%
高知県 36人 74人 105.6%
福岡県 136人 646人 375.0%
佐賀県 9人 44人 388.9%
長崎県 9人 17人 88.9%
熊本県 21人 46人 119.0%
大分県 32人 60人 87.5%
宮崎県 7人 17人 142.9%
鹿児島県 3人 10人 233.3%
沖縄県 27人 142人 425.9%
(合計) 4,168人 14,740人 253.6%

※4月7日のデータは、厚労省【新型コロナウイルス陽性者数とPCR検査実施人数(都道府県別)】より

全国で、約3倍となっていますね

ただ、伸び率は都道府県によってかなり差がありそうです。

◆伸び率ランキング

伸び率が高い順に、都道府県別を並べたものがこちらです。

都道府県 伸び率
1位 富山県 1666.7%
2位 香川県 1300.0%
3位 広島県 747.4%
4位 静岡県 630.0%
5位 滋賀県 427.8%
6位 沖縄県 425.9%
7位 石川県 417.6%
8位 群馬県 403.4%
9位 長野県 400.0%
10位 佐賀県 388.9%
11位 福岡県 375.0%
12位 埼玉県 329.2%
13位 北海道 325.8%
14位 神奈川県 293.2%
15位 東京都 279.7%
16位 栃木県 260.0%
17位 山形県 257.9%
18位 大阪府 245.6%
19位 三重県 238.5%
20位 鹿児島県 233.3%
21位 宮城県 225.9%
22位 福島県 225.0%
23位 兵庫県 208.8%
24位 千葉県 201.1%
25位 奈良県 196.4%
26位 山梨県 194.7%
27位 岐阜県 194.1%
28位 山口県 161.5%
29位 宮崎県 142.9%
30位 京都府 138.1%
31位 青森県 136.4%
32位 新潟県 126.5%
33位 和歌山県 121.4%
34位 熊本県 119.0%
35位 茨城県 114.3%
36位 福井県 114.0%
37位 愛媛県 108.7%
38位 高知県 105.6%
39位 長崎県 88.9%
40位 愛知県 88.8%
41位 大分県 87.5%
42位 岡山県 83.3%
43位 徳島県 66.7%
44位 秋田県 36.4%
45位 島根県
46位 鳥取県
47位 岩手県

上位6位までは、特定警戒都道府県ではないエリアです。

ということは、緊急事態宣言の効果が出ているということもできますね

半面、特定警戒都道府県以外のエリアの感染者数が伸びてしまっています。

緊急事態宣言の対象範囲を全国に拡大したのは、正しい判断だったのかもしれません。

◆まとめ

本記事のまとめとしては、

  • 感染者数は15000人に迫る勢い
  • 北陸3県の感染拡大が目立つ
  • 緊急事態宣言は一定の効果がみられる

と言ったところでしょうか。

緊急事態宣言の延長は免れないでしょう。

関連する記事が2つあります!

【新型コロナウイルス】都道府県ランキング~PCR検査を実施した人数と陽性者数・陽性率
新型コロナウイルスの動向が注目されています。 国や自治体は、PCR検査の体制充実を打ち出していますね この記事では、都道府県ごとのPCR検査件数と陽性率などをまとめています。 ◆都道府県別のPCR検査人数と陽性者割合 忙しい人のために、結論...
【新型コロナウイルス】都道府県ランキング~退院数と治癒率、死亡者数と致死率、入院数と病床利用率(5月7日基準日)
新型コロナウイルスの感染者は、岩手県以外のすべての都道府県で感染者が出ています。 各エリアで病床は足りているのでしょうか? この記事では感染者のうち、 どれくらいの人が退院して どれくらいの人が亡くなって どれくらいの人が入院中なのか を、...

コメント

  1. 矢津陌生 より:

    情報収集と整理ありがとうございます。
    PCR検査数の報道がとても少ないのが不思議でした。NHKの特設サイトでは検査数の発表や分析はありません。そのほかも似たり寄ったりです。
    厚労省は一応発表しているのですね。少し気になるのは厚労省の発表の数字とこの貴サイトの数字が微妙に違うのは何か理由があるのでしょうか?
    世界の検査数と比較すると、日本の場合極端に数が少なくその理由が理解できません。
    ちなみにOECD36ケか国中人口当たりの検査数が下から二番目で、先進国とは10倍以上の差があり、東南アジアやラテンアメリカと同じくらいです。能力がないととても思えないので、やる気がないとしか思えません。
    ご参考までに(既にご存知と思いますが)、https://www.worldometers.info/coronavirus/に世界の情報が毎日更新されています。

    • くまねこ くまねこ より:

      コメントありがとうございます。
      数字が異なるのは、以下の理由によるものです。
      【厚労省】
      ・千葉、大阪は3月21日以降、神奈川は3月23日以降の人数のみ集計
      ・長崎クルーズ船を含む
      【当サイト】
      ・千葉、大阪は3月20日まで、神奈川は3月22日までは人数ベースではなく、検体ベース
      ・長崎クルーズ船を除く

      PCR検査が少ないことは認識していましたが、諸外国とここまでの開きがあるとは驚きです。
      ご指摘の通り一番の問題は、NHKほかのメディアが機能していないように感じる点かもしれません。

タイトルとURLをコピーしました